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2004年3月13日

かた焼きそばの思いで

「嫌いなたべものって何?」という質問にはいつも、ない、と答えていた。将来、食わず嫌い王から出演の依頼が来たらどうしよう?と悩んだ事もあった。

今日、家の近くのリンガーハットへ行った時に、思い出した。
俺は、かた焼きそばが苦手だった。

それには、あるエピソードがある。それは、中学生の頃のことだった。ある休日に家族とどこか京都の方へ出かけた時の事、帰りに、堅田(滋賀県の地名)にある餃子の王将で飯を食う事になった。
王将に入ると、そこでは、大食いチャレンジということで、餃子10人前食った人の写真が並べてあった。餃子10人前なら食べれるな、と俺は心の中で確信した。男が大半をしめ、大食いが揃いも揃ったうちでは、親父までもが、あーこれやってる時に来れば良かった、と言っている始末だった。
王将では、その時、餃子の大食いは既に終了していたが、かた焼きそばの大食いチャレンジが行われていた。写真で見る分には、そこまで大きな皿でもないし、その時めちゃめちゃ腹が減っていて、餃子10人前のチャレンジなら軽くこなせる自信があった俺は、このかた焼きそばの大食いチャレンジに挑戦させてくれと、親に申し出たのだ。
親は、やめておいたほうがいいだろうと否定的だったが、当時既に家族の中では一番の大食い、体格を誇っていた俺の頼みを渋々受け入れてくれた。
席について、料理を待っていると、ある時、周りの客が一斉に店員の運ぼうとする料理に注目したのが分かった。そう、それこそが、俺がこれから食わんとするかた焼きそばの皿だった。実際見てみると、写真で見るよりも数倍でかく、俺の頭が三つ位入りそうな大きなおわん型の皿の中に、たっぷりのかた焼きそばが入っていた。
その皿を見た瞬間、中学生の俺は、たじろいてしまった。全く予想外の大きさだったのだ。こんなに食えるわけが無い、正直、そう思った。しかし、チャレンジすると言った手前、とりあえず時間制限を守らなければならないので、店員のスタートの合図と共に、急いで食べ始めた。
かた焼きそばをそれまであまり食べた事がなかったというのも敗因の一つだろう。一口目から、あ、あまり、うまくないと言う感想を持ってしまった。4割から5割程食べただろうか?もう、俺の体は限界だった。かた焼きそばを見るのもいやな状態だった。
そして、店員さんに、チャレンジ中止の旨を伝えて、家族でそのかた焼きそばを分ける事になった。周りの客も注目する程のチャレンジを呆気無く、そして、無惨に失敗した事で、その時は、すごくみじめな気持になった。
それ以来、かた焼きそばを注文した事は無い。全く食えない訳ではないし、友達の頼んだものを一口二口食べた事はある。しかし、かた焼きそばを見る度に、あの時のみじめな気持を思い出すのだった。。。

Posted by shogo at 2004年3月13日 23:22

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Comments

かた焼きそばチャレンジ話、爆笑しました。

俺の家族は同じ血統でもなんて温和でおしとやかな家族なんだろうって思ったよ。そして俺が中学の頃は思春期だったし、家族で飯を食べたりするのが非常に嫌な時期だった。だからそういう思い出がある君が羨ましいです。

Posted by: 海賊航海士 at 2004年3月15日 22:14

いやー、全然いい想い出じゃないよ。
温和か、ま、確かに男ばっかりの家と比べればって位じゃないの?一般的に見れば十分賑やかな感じがするけどね。

Posted by: shogo at 2004年3月16日 00:19

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