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2003年9月19日
死亡説
昨日の深夜、学校で「最近、あいつの顔見ないよな」と言う話になった。夏休み中だから、ま、学校こなくても当然と言えば当然なのかもしれないけれど、それまで、毎日のように学校に来ていた奴なのに合宿あけてから、まだ、誰も顔を見てないというのだ。
そういえば、俺も、昼間メールを送ったのに返信がない。もう一人も、昨日メールを送ったのに返信がないらしい。じゃ、電話でもしてみようという事になって、電話をかけてみても、全く出る気配がない。何度かけ直しても同じだった。いったいどういうことだろう?
いろいろな憶測が、その場のみんなの頭の中を駆け巡った。
携帯を一人暮らしの家においたまま実家にでも帰ったのだろうか。旅行にでも行ってるのだろうか。だけど、旅行に行くなんて言ってなかったけど・・・。風邪でもひいて、熱で寝込んでるのかも。
もしかしたら、、、死んでるかも。
その場の俺たちは最悪の事態を想像していた。
くも膜下出血とか、強盗に入られたとか、一人暮らしの生活で、人知れず死ぬ理由なんて山ほどある。その中で最も妥当そうな理由を探しながら、死体を見る覚悟で、そいつの一人暮らしの家を見にいくことになった。
死体を発見したら、まず、救急車かな、警察かな?ウジ虫とか湧いてたらどうしよう。そんなことを考えながら、日付けの変わった県道57号を自転車で飛ばしていた。深夜の住宅街は普段目印になるものがよく見えないこともあり、道を何度も間違えながらようやく目的のアパートにたどり着いた。
部屋の電気はついている。家の前に自転車はある。死んでようと生きていようと、部屋には居ると確信した。
ドキドキしながら、部屋のインターホンを連打すると、部屋の奥でごそごそ物音がする。その瞬間、俺たちは安堵感でいっぱいになった。はー、死体を見ないですんで良かった。
なんか、悔しかったので、インターホンを押した後ドアから見えない位置に隠れた。すぐに見つかり、部屋に上がり込んで、理由を聞くと「寝てました、(メール返さない事に対して)そういうときもありますよ」だと。心配させやがって。
そいつは、寝起きの顔で1カップの日本酒を飲みながら「(オンラインゲームでも)やりますか?せっかく目が覚めたし。じゃ、早く家に帰って下さい」とのんきな発言。そいつの家を後にし、ま、とりあえず生存確認できただけでも良かったか、と俺たちは喋りながら家路に着いたのだった。
その後、朝までオンラインゲームに興じることになり、今日、ミーティングをすっぽかすという大失敗をすることになってしまったのだった。
Posted by shogo at 2003年9月19日 17:31